こんな人にオススメの記事
- おっぱいがなかなかやめることができない。夜中も授乳がしんどい。
- おしゃぶりをやめさせたい。言葉の発達や歯並びが心配。
はい、私がそうでした。上の子はおっぱいがなかなかやめられなかったのですが、なんとか3歳で断乳。
下の子は、1歳の時肺炎になって入院した際に自然と断乳となりましたが、そのかわりおしゃぶりがやめられず…。3歳になってやめることができました。
上の子と下の子、ほぼ同じ方法でやめる事ができたのでその記録です。
もくじ
上の子:授乳で夜眠れない3年間
上の子はおっぱい大好きで、0歳の頃は2時間おき、1歳過ぎてからは3時間おきにおっぱいを欲しがりました。
夜もそのペースで、常に口の中におっぱいがないと不安になっちゃう。
おっぱいを飲みながら眠り、こっそりおっぱいをしまうと次起きた時に口の中におっぱいがないのでギャン泣きです。それでまたおっぱいを飲みながら寝てしまう…その繰り返し。
上の子は1歳2ヶ月で保育園に入り、私も仕事復帰しだしたのですが夜ぐっすり眠れるはないので仕事中眠くなり辛かったです。
保育園に入りたての頃は病気をいっぱいするので、病気で不安になるのかおっぱいをずーっと吸い続けていました。夜中離しても30分とかで泣いちゃうのでおっぱい吸われっぱなし。もう痛くて痛くて血も出ましたし、寝ぼけて噛まれたりして辛かったです。
完全におしゃぶり化されたおっぱい。痛いので、おしゃぶりを口に含ませたりしましたがプッと吐き出されてしまいました。
それまで私はおっぱいは長くあげていい、むしろ保育園に行っているんだから日中あげられない分本人がもういいって言うまであげ続けようと思っていましたが、あまりに辛いのでもう断乳しようと心に決めました。
断乳の失敗でさらにおっぱいに執着する
1歳2ヶ月あたりで断乳決行しました。
まずは、カレンダーに決行日を印つけます。そして、子どもに「この日におっぱいバイバイするよ」と毎日言い聞かせました。まだよく分かってない感じでしたが、伝える事が大事だとなにかで読んだので言い聞かせました。
そして、断乳日。
夜中2〜3時間ほど泣き続けました。(それが夜中2回)私もおっぱいがパンパンに張るので夜中絞ったりしました。
私達夫婦は完全に寝不足になり、3日目ぐらいからもう断乳やめようか…という雰囲気になりましたが、YAHOO知恵袋では3〜4日過ぎると泣くのが収まって寝てくれるようになる、とあったのでなんとかがんばりました。
ですが、1週間経っても変わらず夜中2〜3時間ほど、しかも2回泣き続けるし、もう寝不足でしんど過ぎたので根負けしておっぱいをあげてしましました。
1週間もおっぱいをあげなかったので、吸われても母乳が出ている感じはしません。おばあちゃんのおっぱいのようにしおしおです。
ですが、上の子は必死で吸っていました。1度奪われたおっぱいを2度と離さないという心が生まれ、さらにおっぱいに執着するようになってしまいました。
授乳を続けてよかった事
おっぱいをやめられず、その後2年ほどおっぱいをあげ続けていましたがおっぱいを続けててよかったと思うこともありました。
- 上の子は体が弱く1歳の時だけで入院を3回もしたが、本人がしんどいときや不安なときもおっぱいで安心することができた
- 保育園で母子離れ離れになっていた後、おっぱいをあげることでお互い安心する事ができた
- 卒乳のタイミングは世界では4歳というデータもあり、あせらなくてもいいって事
- 卒乳が遅いほど精神的発達がよくなり、頭が良くなるというデータもある
3年続けた授乳(母乳は出ていない)このまま続けてもいいかなと思いましたが、やはり夜ぐっすり眠りたいので3歳の連休前のある日、再び断乳することにしました。
上の子:3歳で断乳を理解できるようになる
なぜ連休前に断乳を行なうかというと、前回のように夜泣きが1週間ほど続くと夜眠れず仕事に支障が出てくるためです。
前回と同じくカレンダーに決行日の印を付けて毎日「この日におっぱいバイバイするよ」と伝えました。
大人でも大好きなものを急に「今日から禁止ね!」と言われても納得できませんね。それと同じです。必ず赤ちゃんでも幼児でもお知らせします。
そして断乳日の朝。最後の授乳をして「これが最後のおっぱいだよ」と伝えました。案外あっさり授乳が終りました。
そして念のためおっぱいに油性ペンでアンパンマンの顔を描きました。子どもが「おっぱいちゃん…」と言ったら見せて「おっぱいはバイバイしたからアンパンマンになったよ」と言うと、ニヤッと笑いました。
それから吸いたいとは言わなくなりました。夜泣きも1週間眠れない覚悟で挑んだのですが、夜泣いても「おっぱいばいばいしたよ」というと「そっか…」と思い出したように寝てくれました。
3歳になって理解できるようになったのでしょう。
ただ、まだまだおっぱいが大好きだったようで「おっぱいちゃん見たい、触りたい」と言ってくる事があったのでどうぞと触らせたら「わ〜おっぱいちゃんかわいい〜」と愛でておりました(笑。ちなみに女児です)これも数カ月で言わなくなりました。
下の子:おしゃぶりを新生児から与えて楽になる
上の子が生まれてから約5年後、下の子が生まれました。
賛否両論あるおしゃぶりですが上の子の授乳でしんどい思いをしたので、次の子には絶対おしゃぶりを与えようと考えていました。
病院から退院してから数日経った日おしゃぶりを口に入れてみました。最初は「ん?」といった感じでしたが何度かTRYするうちに慣れてきて、授乳ではない夜泣きのときなどおしゃぶりを口に入れるとすーっとまた寝てくれる神アイテムとなりました。
おしゃぶりに助けられた子育て
外出する際静かにしてほしいとき
これも賛否両論あると思いますが、電車や交通機関を利用するときなどいつ大騒ぎするかヒヤヒヤして乗れなかったのですが、おしゃぶりがあるとわりと大人しくしてくれて安心して乗る事ができました。
ただ泣くときは泣きます。それは理由あっての泣きなので対応しますが、赤ちゃんのときの泣きは眠たいときもあります。その時はおしゃぶりによってすーっと寝てくれるのでとても楽でした。
心の余裕から、子どもへも優しく接する事ができたと思います。
入院した時におしゃぶりが支えてくれた
1歳になった時子どもが肺炎で入院することになってしまったのですが、その時私も同時に風邪をひいており一緒に付き添いできず、子ども1人で入院することがありました(保育もしてくれる病院)
その時がもう泣いて泣いて…。そりゃそうですよね。毎日一緒に誰かといたのに急に一人きりにさせられて、夜も1人で寝るんですもんね。毎日面会時間会いに行っていましたが、私も辛くなるほど別れ際には泣いていました。
その時、子どもを支えてくれていたのがおしゃぶりです。おしゃぶりがなかったら心にトラウマを残してしまったかもしれません。それほどまでおしゃぶりをずっと吸って、入院生活を耐えました。
本当におしゃぶりがあって良かったと心の底から思った出来事でした。
認可外保育園に入園したときも支えてくれた
保育園によってはおしゃぶり禁止なところもあると思いますが、最初に通っていた認可外保育園では「この子が落ち着くグッズなどありますか?あれば持ってきてください」と言われたので毎日おしゃぶりを持って行っていました。
下の子は10ヶ月の時に保育園に通いだしたので、まだまだ赤ちゃん。最初の1ヶ月は朝良く泣いていました。
その時もおしゃぶりに支えられて乗り越えられたのです。
おしゃぶりの良いところは、お母さんがいなくてもとりあえず安心できることですね。
下の子:おしゃぶりを3歳でやめた
そんな感じで神アイテムなおしゃぶりでしたが、2歳を超えた頃からおしゃぶりしていると白い目で見られたり、歯並びの心配をされたり言語の発達の遅れが心配だったので、上の子と同じ3歳でやめさせようと決めました。
上の子と同じく、カレンダーに決行日に印をつけて1ヶ月前ぐらいから子どもに「この日、おしゃぶりバイバイするよ」と伝えました。決行日は連休前です。夜泣きで夜眠れなくなると辛いですからね。
そして決行日の朝おしゃぶりを目の前に持ってきて「今日おしゃぶりバイバイするね。おしゃぶり今までありがとう」と子どもにもおしゃぶりに感謝の意を言葉にさせます。
そして目の前でおしゃぶりの吸う部分を根本からハサミでチョッキン。そのチョッキンした部分を子どもにごみ箱に捨てさせました。
これでおしまい。
それから3日ぐらいは夜「おしゃびー!」と泣きましたが、「おしゃぶりはバイバイしたよ」と何度か言ううちに、おしゃぶりと言わなくなりました。
やはり目の前で、もう吸えなくなったんだ。と理解してくれたのかと思います。
ちなみにやめてから現在2週間ほど経ちましたが、カレンダーを見ると「おしゃびバイバイした」と言ってくれます。カレンダーを見せながらカウントダウンしていたので覚えているようです。
まとめ
- ある程度物事を理解できる月齢で決行する(うちの場合は3歳だった)
- おっぱいもおしゃぶりも、やめるときは1ヶ月前ぐらいからカレンダーを見せながらカウントダウンでお知らせする(大好きなものが急になくなると大人でもつらい)
- 決行日は連休前に設定する(夜泣きが続くとつらいため)
- 目の前でやめる儀式を行う(おしゃぶりならハサミで切る、おっぱいはおっぱいに顔を描くなど)
このようにうちはやめる事ができました。
この情報が誰かのお役に立てたら幸いです。