片方授乳って?

子育て 産後のこと

母乳過多で辛い…母乳量を減らす片方授乳って?やった方がいいの?

2023年7月5日

困っている人

母乳量が多すぎておっぱいが張って辛い…。
毎回赤ちゃんが飲み切れず、おっぱいにしこりができて乳腺炎を繰り返している。
どうにかして母乳量を減らしたい…。

片方授乳という母乳量を減らす方法があります。

私も母乳過多でどうにか母乳量を減らしたくて、母乳量を減らす方法をネットで調べていると、片方授乳の方法があるということを知りました。

しかし、片方授乳にはメリット、デメリットがあり安易にやってしまうと危険です!

そこで今回の記事では、そもそも母乳過多とはどんな状態なのか。
片方授乳のメリット、デメリット、片方授乳はどのように行うのかについて実際に私が参考にした情報をまとめてご紹介していきたいと思います。

そもそも母乳過多ってどんな状態?

母乳過多片方授乳

赤ちゃんが飲む母乳の量に対して分泌される母乳量が多すぎることをいいます。

「出ないよりマシ」「たくさん出ていいね」などと、周囲の人から言われる方も多いのではないでしょうか。

私も周囲の人からはそう言われていました…(笑)

一般的には母乳が多く分泌されるのは問題ないと感じる方は多いですよね。

しかし、母乳分泌過多になるとおっぱいに痛みを感じたり、乳腺炎になったりと、様々なトラブルの原因になることも…

母乳を飲む赤ちゃんにとっても母乳の量が多いと飲む時にむせたり、吐いてしまったりすることがあります

私の子は毎回授乳のたびに量が多いのと母乳の勢いが良すぎてむせていました。わが子よ、ごめんねと言いながら授乳していました。(笑)

母乳過多になる原因は様々あります。以下に簡単に記載しますね。

母乳過多の原因

・赤ちゃんがおっぱいを上手に飲めていない

乳腺が発達しすぎている

搾乳のしすぎ

高プロラクチン血症と医者に言われた

どうでしょうか、心当たりはありますか?

相談する人がいないと自分がどれに当てはまるのかわかりませんよね。

母乳過多の人はまず助産院や母乳外来でどうして母乳量が多いのか聞いてみるといいですよ。

母乳量を減らす片方授乳って?

母乳はいつになったら落ち着くの?

母乳量を何とか減らしたくて、検索で出てきた片方授乳の方法

果たして本当にやっていいのか不安ですよね。

片方授乳で私が調べて参考になったなと思う動画や情報をまとめてみました

片方授乳の方法

  1. 1回の授乳につき、赤ちゃんが満足して自然と離すまで片方のおっぱいからしっかり飲ませます
  2. まんべんなく飲みとってもらえるように、授乳中に自分で乳房をマッサージするのもよいでしょう。
    マッサージの仕方としては指先で優しくクルクル円を書くように全体的にマッサージしたり、手のひらで乳頭に向かって撫でるようにしたりしてマッサージしましょう。
  3. しばらくして、また母乳を欲しがっても3~6時間以内であれば前回吸わせた同じおっぱいから吸ってもらいましょう
  4. 片側授乳を始めると、授乳しない側のおっぱいは張ってくるので、張りが強すぎれば不快な感じがなくなる程度に搾乳しましょう。
    この時、すっきりする程搾乳すると、母乳産生に繋がり逆効果になるので少しだけにしてくださいね

ほとんどの場合は1週間程度で、母乳は適正な量になるそうです。

片方授乳のメリット・デメリット

メリット

まずは片方授乳のメリット、利点について

おっぱいはたまっている母乳がなくなった分を補充しようと働きます

片方だけ時間を決めて赤ちゃんに飲んでもらうことでもう片方はどんどん張りますよね

パンパンの状態をおっぱいに経験してもらうことで分泌量が調整されていくというメリットがあります。

しかし!これには大きなデメリットもあります。

デメリット

おっぱいに母乳がたまった状態が続くと、乳腺炎になるリスクが高くなります

個人的にも、助産院や病院などプロのサポートがない状態でこの方法を試すのはかなりリスクが高いと思います。

おっぱいが張った状態を続けることは乳腺炎を繰り返しがちな人にとっては怖いですよね。

助産院や母乳外来でまず相談してみるとよいでしょう。

片方授乳のメリット、デメリットについてとても分かりやすく説明されているのはこの動画。

助産師HISAKOさんの動画です。

助産師さんであり、なんと12人出産されているそう!説得力が違いますよね(笑)

とっても分かりやすいのでお時間ある方はぜひ視聴してみてくださいね。

まとめ

母乳過多の状態とは?

赤ちゃんが飲む母乳の量に対して分泌される母乳量が多すぎることを言います。

〈母乳過多の原因〉

・赤ちゃんがおっぱいを上手に飲めていない

・乳腺が発達しすぎている

・搾乳のしすぎ

・高プロラクチン血症

片方授乳をすることで母乳量を減らす(コントロールする)ことができる。

しかしデメリットで乳腺炎のリスクがあるため、助産院や母乳外来で相談してから行う方がよいでしょう。

最後に

母乳が出過ぎるのも辛いですよね。私が強くお勧めするのはまずはお近くの助産院や母乳外来でフォローを受けることです。

育児の駆け込み寺ができた感覚で、助言やアドバイスももらえて安心して育児できました

片方授乳はメリットもありますがデメリットも大きいです。一人で解決するのではなく、時にはプロも頼りながら、自分に合った方法を探していきましょう!

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