子育て

3歳〜8歳の間に性教育する5つの理由【子どもを性犯罪から守る】

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困っている人
  • 子どもを性犯罪から守りたい
  • 子どもの年齢が3歳〜8歳の間
  • 子どもに性教育をすべきか迷っている

私が性教育が必要かも…と思ったのは、子どもから聞かれた「赤ちゃんてどこからくるの?」でした。

小さい頃は「気づいたらお母さんのお腹にいたんだよー」と適当に答えていましたが、小学生になった辺りからこんな適当な答えで良いのだろうか?

小さいうちに性教育しておく方が良いのではないだろうか?

という考えに至り、調べると小さいうちから性教育することによって性犯罪も防げるという事が分かりました。

特に3歳〜8歳という年齢に性教育すると良いそうです。

その理由と参考になった書籍もご紹介します。

 

自己肯定感が高まり、自分も人も愛せる人間になる

日本の子どもの自己肯定感は、海外の子どもに比べて飛び抜けて低いことをご存知でしょうか。

事実10代の死因のTOPは自殺。背景には自己肯定感の欠如があると言われています。

性教育の第一のメリットは、愛情を我が子に手渡す事が出来ること。

「あなたはいくつもの奇跡が重なって生まれてきたんだよ」

「お母さんもお父さんもあなたの誕生を心から待ち望んでいたんだよ」

命の誕生について伝えようとすれば自然と愛に溢れた言葉が出てきます。

子どもは喜びの表情で言葉を聞き入れます。

そしてしっかりと愛の言葉を受け取り、自分の心のエネルギーにしていくのです。

10代になれば今より色々悩みも大きくなっていきます。そんな時、子どもには「愛してくれる家族がいる」事を忘れないでほしいです。

 

性犯罪の被害者・加害者にならない

まさかうちの子が性犯罪に巻き込まれるなんて…。考えたくもないですよね。

ですが、子どもを狙った性犯罪は年々増加傾向にあり、13歳未満の子どもに対する性犯罪の検挙件数は全国で年間900件以上。

性犯罪に知識のない子ども達は「嫌だな」「あれ?」と思う性的な経験をしても「きっと勘違いだ」「自分が悪いんだ」「我慢しなきゃ」と思い込んでしまいます。

でも、親から性教育を受けた子どもは「自分がされた事は間違っている」ときちんと判断し「親に相談しよう」と思えるようになります。

そして不審者に声をかけられたとしても、その先に何が待っているのか判断し危機意識をもつ事ができます。

うっかり加害者になる事も防ぎます。うっかり加害者とは悪気なく性的な嫌がらせをしてしまう事。

友達のパンツを下ろしてみたり、スカートめくりをしたりすること。

幼児期であればやってしまいそうなことですが、された方は心の傷を一生負うことになってしまうほど。

性教育は「自分と他人それぞれにプライベートな大切な場所がある」ことを学びます。

だから性教育を学んだ子どもは性犯罪の被害者・加害者になりにくいのです。

私も子どもの頃被害に遭いましたが、すぐに親に言う事ができませんでした。こんな事、絶対子どもになってほしくない!そんな思いから性教育をしようと心に決めました。

 

低年齢での性体験、妊娠・中絶のリスクを回避できる

低年齢での妊娠・出産・中絶は、子どもたちの友人関係、勉強、趣味、部活、夢、将来設計をあっと言う間に壊してしまいます。

性教育ではセックスの意味と大切さ。メリット、デメリットも教えます。

子どもは「どうして今セックスをしてはならないのか」理解することで興味本位のセックスをしなくなるのです。

なかなかいきなりこんな話をするのも難しいかもしれませんが、段階的に話をする事で親も子どもも真剣に話し合いをすることができます。

 

思春期になってからは手遅れ

10歳以降、思春期になると親から性教育の話をされても「キモ!何この人」と思われてしまいます…。

もう子どもに親からの性教育を受け入れる体制はないのです。

3歳から5歳までに80%の子どもが命のスタートに関する質問「赤ちゃんはどうやってできるのか」をきいてくるそうです。

加えて幼児期は下ネタ大好きな時期がありますよね。その時期に少しずつ性の話に触れていく事で性の話を自然に受け入れてくれるようになります。

素直に聞いてくれる年齢は、3歳から8歳までぐらい。

その間に性教育を始めると良いでしょう。

 

学校では肝心な部分を教えてくれない

「性教育はどう教えたら良いか分からないし、学校で習うから家で教える必要ないでしょう」

そう思っている方は多いと思います。

ですが、小学校の保健体育で習う性教育はごくわずか。

肝心な部分はほとんど教えてもらえません。

最近のおませな小学生は、「なぜ赤ちゃんができるのか」「セックスとは何なのか」知りたくて性教育を楽しみに待っていたのに肝心なところを教えてもらえずなんだかモヤモヤが残るだけ。

そのモヤモヤの行き着くところは「インターネット」!

もうお分かりだと思いますが、これだと誤った知識を取り入れてしまいます。

そうならないためにはしっかり親が正しい性知識を教えなくてはならないのです。

 

参考になった本、子どもに読んであげられる絵本

困っている人
性教育が必要な理由は分かったけど、どう教えたら良いの?

私が実際に参考にした本は以下の2冊です。


お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!

どのように伝えていくか、みんな悩んでいるのに公には話せない性の問題を明るく伝えてくれています。

他にも色々性教育の本など出ていますが、まずはこちらを読んでいただきたいです。

性教育の基本がわかると思います。

 


あっ!そうなんだ!性と生―幼児・小学生そしておとなへ

実際に性のことを説明しようと思っても、なかなか口だけの説明では分かりにくいかも知れません。

これは絵本なのですが、図なども載っているので見て分かりやすく、子どもも興味を持ってくれました。

なかなかリアルに書いてあるので、読む大人も少し勇気がいりますが、なんの前知識もない子どもはすんなり受け入れてくれました。

思春期前に読んであげると良いと思います。


うちの上の子も8歳になりましたが、性教育は6歳に始めました。

一気に伝えるのではなく、質問があったりそういう話題になったら小出しに伝えてきました。

なので性教育は早めが良いと思います。

遅くなると伝える時間も短くなりますからね。

 

出典元: お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!

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