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子育て

【小学生】頭の良くなる子に育てる方法(基礎編)-生活習慣や周りの環境で劇的に変わる

2021年2月7日

こんな人にオススメの記事

困っている人
  • 教育ママではないけど、周りの環境で子どもの頭が良くなる方法があれば知りたい
  • 塾や通信教育をさせているがイマイチ子どもの成績が良くならない

子どもには幸せになってほしい。

そう思うのは親がみんな思うところだと思います。

大昔は女の子は家事をしっかりできたらお嫁にもらえるから勉強はできなくても良い…なんて時代もあったと言いますが、今は女の子も男の子もしっかり働かないといけていけない時代です。

働くにはある程度勉強ができていないと将来不安ですよね。

でも、小学生の時から塾や猛勉強させるのは可哀想…と思っている方もいらっしゃると思います。

ではまずは、家庭内で環境を整えましょう。

環境を整えるだけで、集中力が上がったり、低学年であれば学校の宿題だけでしっかり頭に入れる事ができます。

出来ることから始めてみましょう。

 

睡眠をたっぷりとる

勉強した事を身につけさせたいなら、まずは睡眠をたくさんとることです。

最近は小学生でも中学受験のために夜遅くまで塾に行かせ、帰宅するのは夜11時や12時。そこから夜中の1時や2時までかけて学校の宿題を片付ける生活。

それだと寝る時間が少ないため勉強した事が頭にインプットされない上に、次の日の授業も眠たくて頭に入ってきません。

つまり睡眠不足は悪循環でしかありません。

勉強のできる子は早寝早起き。睡眠が十分取れると気力が充実し、集中力をいかんなく発揮できます。

まずは早寝早起きが基本!早起きが習慣化できれば早く寝られます

 

朝ごはんをしっかり食べる

朝食を毎日食べている子は勉強の正解率が高く体力テストも高い傾向があるそうです。(文部科学省資料より)

脳で使われるエネルギーであるブドウ糖は、12時間分しか身体に貯蓄されないそうです。つまり朝食を食べなければ、前の夜ご飯を食べた12時間後にはエネルギーがなくなり思考力・集中力・やる気が低下するのです。

では、朝ごはんには何を食べさせたら良いのか?

脳に必要なエネルギーは炭水化物・糖分です。しかし砂糖から摂れる糖分はすぐにエネルギーとなり持続性がないため、ゆるやかに糖分へかわる炭水化物がおすすめです。

つまりご飯やパンを中心に献立を考え、他にはタンパク質・脂肪分も摂れるメニューが良いでしょう。

ご飯なら、目玉焼きやウインナー、ハム、焼鮭、納豆など。

パンならハム、ソーセージ、ゆで卵、ヨーグルトなどを食べさせましょう。

朝ごはんは脳を目覚めさせることもできますし、身体の成長にも欠かせません。

早起きすると自然とお腹が空いてきますよ

参考サイト:中部教育ラボ

 

ゲームを家に置かない

勉強のできる子はゲームで遊んでいません。それどころかテレビさえ家に置いていない事が多いのです。「勉強をやりなさい!」と親に言われてやっているわけではなく、勉強が楽しくて自ら進んで勉強しているのです。言わば勉強がゲームのよう。

だけど、すでにゲームの楽しさを知っている子にゲームを取り上げるのは良くありません。

無制限にゲームをさせるのではなく、時間を決めてさせましょう。子どもと一緒に何分にするか時間を決めると子どもも納得できると思います。

スマホやタブレットのゲームは時間を設定しておきましょう

 

家の中を整理整頓しキレイにしておく

勉強のできる子の家の中は、整理整頓されておりいつもキレイな状態が多いそうです。

家の中がキレイだと頭がスッキリし、勉強に集中しやすい環境と言えます。

しかし、家をキレイな状態とはいえ大人だけの生活空間のようなインテリアが完璧な家という訳ではありません。

物は整理整頓されているがリビングやダイニングに本棚があり絵本や図鑑・地図帳・辞典等が並べられていたり、子どもにとって勉強しやすい空間であることが大切です。

 

食事の時はテレビを消す

勉強以上に大切なのは親子の会話、コミュニケーションです。

日頃、子どもの関心事や悩みに目を向けようとせず、勉強のときにだけあれこれ口出しするようではうまくいくはずがありません。

子どもと一番コミュニケーションを取りやすいのは食卓です。

食卓は単に食事をする場だけでなく、親子の交流の場なのです。子どもが話しやすい雰囲気を作ってあげることが大切です。

学力を支えるのはコミュニケーション力であり、気力や体力なのです。

逆にこうした力があれば学力はおのずとついていきます

忙しくて一緒にご飯を食べられないなら、ゆっくり話せる時間を取りましょう

 

外で遊ばせる

上記で触れましたが、学力を支えるには体力も大切です。

最近はゲームやYoutubeなど家で楽しめることが増え、家から出ず外遊びをする子どもが減ってきているそうです。

学校の授業でも45分ほど椅子に座っていなくてはならないのは、実は体力がいることなのです。

体力なくては学力は向上せず。ぜひお母さんお父さんも一緒に外遊びを子どもと一緒に楽しんでください。

子どもが「見て!これできたよ!」「見て!ここまで登れたよ!」ということで親が「すごいね!がんばったね!」「どうやってできたの?」など返すことでコミュニケーションや子どもの自己肯定感を伸ばすことができます。

 

地球儀をテレビの横に置く

ニュースで取り上げられる国名を聞くたび、その国はどこにあるか答えられる人はどのくらいいるでしょうか?

小学校で習う国名はわずかしかありません。

ニュースに限らず、子どもの読み物にしても国の名前を知らないと理解が困難になります。

地名を覚えるためには、地図で確認するのが最も手っ取り早い方法です。

家族みんなの目に触れるリビングやダイニングに世界地図と日本地図を貼りましょう。そしてテレビの横には地球儀を置いてください。

北朝鮮、イラン、チェチェンといったニュースでたびたび取り上げられる国を、その都度「どこだ」と親子で確認できるからです。

地球儀を置くのが難しければ地図帳でも良いと思いますよ

 

参考になる本「学力は家庭で伸びる」

今回の記事の一部はこの本から参考にさせていただきました。

学力の事だけ書かれているのかと思いきや、そんな小さな事ではなく子育てはこうあるべきという事が細かに説明してあります。

幼児期から小学生、中学生、高校生 全ての子育てしている親にお勧めしたい本です。

 

まとめ

基本は、気力・体力・コミュニケーション力があれば学力は後からおのずとついてくるという事を今回はお伝えしました。

もしお役に立てれば幸いです。

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