こんな人にオススメの記事

- 自分と子どもの虫歯を防ぎたい!
- どんな歯磨き粉を使ったら良い?
歯磨きは虫歯を予防しない…
この話を聞いた時びっくりしました。
一体何のために毎食後歯をせっせと磨いていたのか?
今回は本当にそうなのか調べてみました。
もくじ
歯磨きは口臭予防をするだけ。虫歯予防にはならない
歯に着いて虫歯の原因になる歯垢。
その歯垢は歯磨きでは届かない所までつくので、ある程度は歯垢が取れても完全には取りきれないそうです。
歯磨きは口臭予防にはなるが、完全な虫歯予防にはならないのです。
そもそも虫歯菌を増やさないことが大事
砂糖を多く摂ったりダラダラ食べしない
虫歯菌が好むのはショ糖(砂糖)です。
砂糖を含むものを多く食べたり、ダラダラ食べる人は虫歯になりやすいです。
そして、唾液が少ない人は要注意!
わずかしか砂糖を摂っていなくても砂糖が凝縮されて、たくさん摂っていることと同じになってしまうからです。
生後1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月の間に虫歯菌を増やさない
生後1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月の間に虫歯菌の感染を防ぐことができれば、子どもの虫歯の危険からかなりの確率で守れるそうです。
赤ちゃんの間、大人が自分で使用したスプーンや箸を赤ちゃんに使わせないでと言われているのはこのためなんですね。
この時期に虫歯菌に感染する機会がなければそれ以降は感染する可能性はぐんと減り、その後の予防は楽になります。
最初に口腔内に善玉菌が定着すれば悪玉菌が定着しづらくなるのです。
逆を言えば悪玉菌が定着すると善玉菌が定着しづらくなってしまうのです。
妊娠中、産後のお母さんは虫歯を直したり、虫歯予防などをして口腔内を良くしておくことが重要です。
虫歯予防はフッ素が効果的
もっとも効果的な虫歯予防方法はフッ素です。
フッ素の効果は以下の作用があります。
- 虫歯初期に起こる、歯から唾液中に溶け出したカルシウムやリンを元の歯に戻す効果がある
- 口の中の細菌の増殖を抑える作用
- 歯のエナメル質に働いて酸に溶けにくくさせる作用
歯ブラシは歯垢を落とすのではなく、歯にフッ素を塗る道具なのです。
これは、世界保健機構(WHO)が監修した、虫歯予防の本にも明記されているそうです。
フッ素配合の虫歯予防の歯磨き粉
じゃあどうやって歯にフッ素を塗ってもらえば良い?というお話になりますね。
歯医者さんで塗ってもらうのも良いのですが、できれば継続的に塗ってもらいたいですね。
うちではフッ素入りの歯磨き粉を使用しています。
一般的より少しだけお高めにはなりますが、フッ素が入っていないと歯磨きする意味がないのだったら考える余地はありませんね。
クリニカは大人用として使っています。
もう10年ぐらい使い続けていますが、夫はこれでずっと虫歯なしです。
私はと言うと、どうも使い方を誤っていたようで虫歯治療した被せの中で虫歯になっていました。
正しい使い方は下記でお伝えします。
子ども用歯磨き粉
クリニカキッズ ジェルハミガキ グレープ(60g)【クリニカ】
低年齢のお子さんにはこちらもおすすめ。
ジェルタイプで仕上げ磨きもしやすいです。
こちらはフッ素以外は食べられるものでできているので、歯磨きした後うまく口をすすげなくても安心です。
フッ素とさらにキシリトール配合で甘くて喜んで歯磨きしてくれます。
味が好きなお子さんが多いようです。
うちの長女も愛用しています。
フッ素を残す正しい歯磨きの仕方
- まずは、口をすすぎ歯に挟まった食べ物を出します
- フッ素が入った歯磨き粉を多めにつけて歯を磨きます
- 口に入った歯磨き粉を吐き出し、少ない水で一回だけ口をすすぎます
- 歯磨きをした後、1〜2時間は飲食を控えましょう
特に虫歯になりやすい就寝前にこの歯磨きをすると効果的です。
私はこれを知るまで歯磨き後のすすぎは5〜6回していたので、大事なフッ素を流していたことになります…。
慣れていないと1回だけすすぎっていうのが、口に歯磨き粉が残っていて気持ち悪いのですが、このフッ素が虫歯を防いでくれるんだ!と思って我慢します。
そのうち慣れてくると思います。習慣が大事ですね。
結局歯磨きするんかいっ!という結果となりましたが、大事なのはフッ素を歯に塗る事。
自分が子どもの時にこの事を知っておきたかったです。
今では虫歯にならないように気をつけていますが、一度虫歯になってしまうと削ったり埋めたりするのでそこからまた虫歯になりやすくなってしまうのです。
子どもにはまず虫歯にならないように、きれいな歯のまま維持してほしいと思います。